札幌市 妊娠・出産寄り添い給付金
札幌市の妊娠・出産寄り添い給付金は、令和4年10月の総合経済対策において創設された「出産・子育て応援交付金」に基づき、妊娠期から出産・子育てまで一貫して身近なところで相談に応じる伴走型相談支援と、出産・子育て応援給付金の支給を一体的に実施する制度です。
妊娠・出産寄り添い給付金の支給対象者と給付額
所得制限はありません
(1)令和4年4月以降に妊娠届出を提出した妊婦の方(医療機関等を受診し、妊娠の事実を確認した方)
妊娠分5万円(妊婦1人あたり)
(2)令和4年4月以降に出産し、児童を養育する方
出産分5万円(新生児1人あたり)
双子の場合、妊娠分5万円、出産分10万円となります。
令和4年4月から12月の間に出産した方は、妊娠届を令和4年3月以前に提出していても、妊娠分と出産分が合わせて支給されます。
伴走型相談支援
0~2歳までの子育て中の相談や子育てサービスを、より利用しやすいよう、妊娠中から保健センターなどが支援する事業です。妊娠・出産寄り添い給付金による経済支援のほか、妊婦訪問や電話相談などによる相談が受けられます。
札幌市妊娠・出産寄り添い給付金コールセンター
札幌市妊娠・出産寄り添い給付金コールセンター
電話番号:050-3317-9883
(9時00分~18時00分、土・日・祝日を除く)
「出産・子育て応援交付金」令和4年10月総合経済対策
「出産・子育て応援交付金」は、令和4年10月の総合経済対策の閣議決定により、政府の主要な新規施策として創設された制度です。妊婦や子育て家庭への伴走型相談支援で、出産・育児の見通しを一緒に立てるため、お近くの相談機関で、(1)妊娠届出時、(2)妊娠8か月頃、(3)出産後の3回面談を行います。1回目と3回目の面談を受けたら、合計10万円相当のギフトがもらえる仕組みです。
妊娠届出時(5万円相当)・出生届出時(5万円相当)の経済的支援
市町村が創意工夫を凝らしながら、妊娠届出時より妊婦や特に0歳から2歳の低年齢期の子育て家庭に寄り添い、出産・育児等の見通しを立てるための面談や継続的な情報発信等を行うことを通じて必要な支援につなぐ伴走型相談支援の充実を図るとともに、妊娠届出や出産届出を行った妊婦等に対し、出産育児関連用品の購入費助成や子育て支援サービスの利用負担軽減を図る経済的支援(計10万円相当)を一体として実施する制度を国が支援します。
子育て世代包括支援センター等による伴走型相談支援
全ての妊産婦・子育て家庭が安心して出産・子育てができるよう、妊娠時から出産・子育てまで、身近な伴走型の相談支援と経済的支援を合わせたパッケージとして充実し、継続的に実施する。経済的支援を伴走型の相談支援と組み合わせた形で実施することにより、相談実施機関へのアクセスがしやすくなり、結果的に必要なサービスに確実に結びつき、事業の実効性がより高まる。
実施主体は子育て世代包括支援センター(市町村)(NPO等の民間法人が実施する地域子育て支援拠点、保育園等への委託も可能)
SNS・アプリを活用したオンライン面談・相談も可。産後の育児期にも、子育て関連イベント等のプッシュ型の情報発信、随時相談対応の継続実施。